華麗に5mを越え、舞う、陸上競技の棒高跳び。
男子棒高跳びの第一人者である山本聖途選手。
2012年から2013年にかけて男子棒高跳の学生記録を更新し続けました。
五輪大会では、2012年ロンドンオリンピックや2016年リオデジャネイロオリンピックと2大会連続出場するも、記録なしに終わります。
18年のアジア大会では、24年ぶりの新記録となる『5m70cm』を越え、見事金メダルを獲得!!
五輪過去2大会の悔しさを胸に「五輪の悔しさは五輪で返す!」と、自らの記録更新に日々頑張る山本選手は、東京五輪でも大注目の選手です!!
元陸上選手を両親に持ち、両親の夢を背負って3度目の五輪へ挑む山本聖途選手の素顔や魅力について迫っていきます。
山本聖途/名前の由来や体脂肪と握力
両親は二人とも元陸上選手!
父は国体100m優勝経験のある久義さん、母は元走り幅飛び選手のひろみさん。
長男の駿(しゅん)さん、次男の躍斗(やくと)さんを兄に、陸上一家の三男として1992年3月11日に生まれました。
聖途というとても珍しいお名前。
ご両親が「オリンピックの聖火台に向かって、一途に頑張れ」という思いを込めて名付けました。
この遺伝子とこのお名前!!
オリンピックに出るためにこの世に生まれてきたのではないでしょうか。
東京五輪では、ご両親の思いと自らの全てを大爆発させてください!!
山本聖途(やまもと せいと)
1992年3月11日生まれ 現在28歳
三人兄弟の末っ子
- 愛知県岡崎市立岩津中学校
- 岡崎城西高等学校
- 中京大学体育学部卒業
- 身長:181cm
- 体重:73kg
- 体脂肪:4.5%
- 握力:87kg
好きな言葉:一日一生(一日の積み重ねが一生につながる)
20代~40代男性の握力が、平均約47kgという事です。
勝手な想像ですが、山本選手の握力は87kgなので、分厚い週刊誌なんかを破ったり、フライパンを折りたたんだり、クルミを握りつぶしたりなどできる領域なのでしょうか(*‘∀‘)。。。
前腕と肩の筋肉が発達して、かなりムキムキですよ☆!!
棒高跳びで使用するポールの重さですが、体感重量はだいたい20kgと言われているそうです。
お米10kg×2袋を両手で握りながら?掴みながら?走るって、考えただけで大変っ!!
それに耐えうる体づくりを日々されてらっしゃるのでしょう。
山本聖途/棒高跳びとの出会い
もともと長距離選手として陸上部に所属していた山本選手。
にもかかわらずとにかく走るのが苦手てで「足首の奥の奥が痛い」などと言い、練習を休んでいたのだとか(;´∀`)
先生は長距離が好きではない事を知ってか、そんな山本選手に「棒高跳びをやってみないか」と声を掛けます。
それが棒高跳びを始めるきっかけとなったのです。
もしかしすると、先生は山本選手の素質を見抜いていたのではないでしょうか。。
人生の転機とはいつなんどき訪れるか分かりませんし、先生に言われたまま素直に挑戦した山本選手の姿勢も見習いたいものです。
先輩が棒高跳びをしている姿を見て「カッコいい!!自分も飛べるようになりたい」と心を奪われた山本選手。
棒を使って実際に飛べるようになるまでに1年掛かったそうです。
1年掛かるって、なかなか辛抱強くないとできないと思いませんか?
「僕も先輩のように飛んでみたいという思いがモチベーション」と語ります。
諦めなければ必ず自分もできるはずとコツコツ頑張る前向きな気持ちが、今につながっているのでしょう!
山本聖途は料理が得意
小学校の頃から子供向けの料理教室に通っていたという山本聖途。
そのきっかけは「上に兄二人がいたので母の負担を減らすため」と言っています。
なんとも母親思いの優しい子ではありませんか!(*´ω`)
山本選手のオカンが言うには「シチューやチャーハン」などいろいろ作ってくれたそう!
料理をするのには、他に別の理由もありました。。。
山本聖途は勉強が嫌いだった
勉強が好きではなかった山本選手が、母に何も言われないようにする為に考案したのが
「家事を手伝う」という事だったようです笑
何もしないと言われてしまうしそれを回避するため、料理をしたり家の掃除をしていたと。
テスト週間で勉強をしたくない時など、自分の都合が悪くなるとやたらお手伝いをし始めたそう!!笑
末っ子ならではなのでしょうか!!
親が喜ぶ方法を自然と身に付けている。。。
率先して掃除や料理を作ってくれる息子がいたら、さぞかしお母さんは幸せでしょうね☆☆☆
もしくは、家事や料理を進んでしてくれる旦那様も良いですね!!(*´ω`)
そんな山本選手ですが、、結婚はというと??
山本聖途/結婚している?
現在28歳の山本聖途選手は、現在独身です!
料理の腕前も中々のようなのでお嫁さんは必要ないかと思いましたが、ある番組で山本選手本人が「お嫁さんは必要」と言っていました。
棒高跳びは体に負担が掛かる過酷な競技の為、1週間で1日しか飛ぶ練習ができないそう。
山本選手の場合は、飛ぶ回数を10本限度と決めています。
飛ぶ際にポールをボックスへ入れた時にくる衝撃が、なんと約2tもあるそうです!!
こんなにも体を張った競技だとは、知りませんでしたよねっ(゚д゚)!
限られた跳躍回数の練習の中で、1本1本を常に万全の体制で飛べるようメンタルや体を準備するってかなり大変な事だと思います。
奥様選びのポイントは、体力面は勿論の事メンタル面でもしっかりサポートして頂ける方と決めてらっしゃる事でしょう!
山本聖途/中学校で作った工作
幼少の頃は、周囲が心配するほどの内気な性格だった山本選手。
こちらは、棒高跳びを始めた頃に作った作品です。
工作の裏面には、今もブレずにオリンピックを目指すための7つの言葉が書かれています。
字がとても上手ですね!!!賢そう(*‘∀‘)


中学生でこのようなしっかりとした志!
先生方からは将来有望と思われていたに違いありません☆
まとめ
■代表選考【日本選手権】:6月25日~28日
■東京五輪:予選8月1日(土) 決勝4日(火)
■棒高跳びはとても過酷な競技だと分かりました!!
■山本聖途選手は、100mを10秒8で走りますっ!
山本聖途選手の事や競技について知れば知るほど、応援したくなりますね☆
ケガも無くコンディションも良い状態で大会に臨めるように、
また、最高の舞台で自己ベストが出せるようにと、心からエールを送ります!!