釧路市動物園のアムールトラのココアが、とっても可愛らしい姿をお披露目♡
猛獣のトラのイメージとはあまりにもかけ離れた姿。。。
仰向けで20分以上も固まった姿に、動物園を訪れた人々はほっこり笑顔になった事でしょう(*’ω’*)
※注 静止画ではありません
釧路動物園のアムールトラのココアちゃん。なぜか何十分以上も、このポーズのまま過ごしてました。くつろげる格好なのかな。#釧路動物園 #アムールトラ #ココア pic.twitter.com/7DoNoVYQF0
— riku (@rikunow) February 14, 2020
猫と同じ「へそ天」行動?
よく飼い猫が毛布のようなお腹を出して超リラックスした状態で、寝ている姿の写真を目にする事が度々あります。
それがいわゆる『へそ天』と言われる猫の行動の一つです。
このココアの表情を見る限り、リラックスしている状態が伝わってきますね♪
猫の『へそ天』には、どんな気持ちが込められているのでしょうか。。。
猫のへそ天てどんな意味なの?
動物の急所であるお腹。
大切な臓器が集まっているお腹なので、触られたくない部分である場所の一つです。
触ってほしいのかな?
ココアのように「撫でてほしいな~」と甘えているように見える表情から、
さすってあげると喜ぶのかな??(*‘∀‘) とこちらとしてはそう思いますよね? ※トラなので実際には触れられませんが。。。
猫が「 触ってほしい or 触ってほしくない 」どちらなのかは、その猫の性格によるとの事です。
あなたを信じています
へそ天する猫の心理は、触って欲しいのではなく”僕は君を信じているよ”という意味がこめられているとの説も。
猫は気分屋なので気持ちを理解できずにうっかりお腹を触ってしまって、不快にさせないようにしたいものです。
きっとココアも、動物園へ来てくださった方々へ信頼の証として『へそ天』を行ったのではないでしょうか!(*^▽^*)
それにしても大きなトラがこのポーズ、とても愛くるしいですね☆

ココアは今年12歳
2008年5月24日釧路市動物園のアムールトラに初めて3頭の子どもが生まれました。
ココア誕生の瞬間です。
生まれた直後、動く様子がなく仮死状態であると判断。直ぐに3匹の子トラをお湯に入れてマッサージを施しました。
そのうち2匹が元気になりましたが、両手足が曲がっている状態。
今後、歩行が大変むずかしい状態であることから、獣医師や飼育担当スタッフが様々なネットワークを通じて、懸命の保育に努めてこられました。
その気持ちに応えるように、障害を持ちながらも力強く生きていく大河とココア!
☆その軌跡を綴った釧路市動物園のページはこちらです☆ https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/taiga_kokoa/cat00000907.html
アムールトラあれこれ
飼育下での寿命は20~25年程度と言われており、野生では短く、10~15年程度と考えられています。
トラはライオンと並ぶネコ科の中で最大の動物です、そのトラの中でもアムールトラは最も体が大きく、体長は3.5mを超え体重は380kg程になるトラも。
トラの仲間はいずれも減少傾向にあり、アムールトラの美しい毛並みから毛皮や漢方薬の材料として乱獲されたりと、現在は限られた地域でしか見られません。
現在アムールトラは、絶滅危惧種として指定されています。
まとめ
野生でしか見られない貴重な動物たちの姿を、私たちは動物園や水族館で気軽に見る事ができます。
動物園内では日々、私たちの知らない苦労や様々な危機に直面しながら、未来ある子供たちの為にもという思いで日々奮闘されているのではないでしょうか。
気候の変動や森林伐採により、住む場所が失われ絶滅していく動物達。。。
その一方で、あのような愛くるしい姿や与えられた環境の中で精いっぱい生きる動物達の姿は、私たちに希望のメッセージを送っているに違いありません。